水煮牛肉…しゃぶしゃぶとは全然違うよ!実は、香りの爆弾にもなる至高の四川料理!千葉ローカルで発見した名店情報あり。  

おいしいごはん

「水煮牛肉」と聞くと、しゃぶしゃぶや、治部煮みたいなイメージを持ちますよね。実は、全違います。簡単に言うと、牛肉を水と辣油で香り高く煮込む料理

20台まではいいのですが、アラフォーにもなると油は敬遠しがちですよね。実は、この水煮牛肉は油がよい働きをします。スパイスの香りが凄いのに、脂で辛さが絶妙に抑えられていて、どこまでも食べれる旨さとなるんです。(ただし、大量の油とスパイスを摂取するので、胃が弱い人は食べ過ぎ要注意!)

ちなみに、水煮牛肉は四川料理としてはポピュラーな料理ですが、日本ではまだマイナーな料理。都内でもあまり見かけません。しかし、フタコパパママは、先日、千葉県の住宅街で水煮牛肉のメニューを発見し、味わい香高さ、旨さに感動。

そこで、今回は、四川料理好きの方、スパイス好きの方に是非味わってもらいたいと思い、水煮牛肉についてまとめます。

なお、フタコ育成ブログは主に子育てブログですが、こちらの水煮牛肉については、決して子供向きではないので要注意!(理由は後述)

水煮牛肉の特徴について

wiki による水煮牛肉(水煮肉片)の説明は・・

水煮肉片(シュイジューロウピエン、拼音: shuǐzhǔròupiàn)は、一口大に切った肉を油入りの汁で煮込んだ中華料理のひとつである。典型的な四川料理で、唐辛子や花椒を使った辛い味付けの料理である

wikiペディキュア 水煮肉片 2021.10.6

これだけだと、麻婆豆腐との違いが良くわかりません。

しゃぶしゃぶと違うことは分かったけど、麻婆豆腐の豆腐を牛肉に変えただけ?とも思うでしょう。

ビジュアルもそう、赤くてネギ?が乗っていて、豆腐がない麻婆豆腐のよう。

そこで、水煮牛肉の味のイメージを持ってもらいましょう。

  • 辛さのベースは豆板醤。これに仕上げの唐辛子の量で辛味を調整。
  • 香りのベースは花椒。セロリ、パクチーなどを追加。
  • 牛肉はもちもちつるつるの食感。これは、スープでゆでる前に片栗粉をつけたから。
  • 油超たっぷり。野菜炒め⇒牛肉スープで盛った後、上から熱々の油を惜しげもなくかけるため

ここで、「油をかける」が最大の特徴。油をかけた際にじゅーという音が食欲をそそり、油によって味がマイルドになります。

さらに、油をかけたあと素早く蓋をしてサーブすることができれば最高。食卓で、食戟のソーマに出てきたような「香りの爆弾」を体験することができます。

ちなみに、英語や中国語できる方は、下記のyoutubeがオススメ。英語や中国語がわからない方でも一見をオススメ。水煮牛肉の雰囲気が良くわかりますよ。

水煮牛肉のオススメレシピ

水煮牛肉はまだマイナーな料理。近所の中華料理屋にないかもしれません。そこで、レシピについてまとめました。自炊派の方ぜひ作ってみてください。

レシピ自体は超シンプル。野菜炒めの上に、ピリ辛牛肉スープをかけ、上から油をかける。

最後の熱々の油をかけるところだけ、油が跳ねてやけどしないよう要注意!

丁寧で分かりやすいレシピについてまとめてみたので参考にどうぞ。

【Webサイト】メシ通の特集記事「四川料理の代表選手「水煮牛肉」は「辛い・うまい・食感」の三層構造がジュワッと刺激的なんです」

 ⇒水煮牛肉の紹介記事です。レシピあり。レシピとしては材料の記載が分散していて少しわかりにくいのですが、丁寧に書かれています。

【レシピ本】「四川料理のスゴい人 自宅でつくる本格中華レシピ」

 ⇒こちらの本は1工程ずつ丁寧に書かれており、料理ビギナーにオススメ。実は、メシ通の記事と同じ方が書いています。実は、日本でマイナーな料理のため、レシピ本は選択肢があまりありません。

【youtube】「四川料理を代表する辛旨!水煮牛肉を自宅で作るレシピ」

⇒こちらも丁寧に説明されていて、分かりやすい!

千葉県の佐倉駅近くの住宅街で見つけた名店「楓橋」について

最後に、この記事を書くきっかけとなった、中華料理屋について紹介します。

この店は、千葉県佐倉駅近くの住宅街にある、中華料理屋「楓橋」。4人用テーブル3つとカウンター3席こじんまりとした店で、街のよくあるような中華料理屋のたたずまい。

私たちが訪れたときは中華系のコックが料理から会計、接客まで1人で店を切り盛りしていました。

私たちの入店時は客がおらず不人気店と思いましたが、暫くしてテーブルがすべて埋まります。

こちらでのメニューに、水煮牛肉の文字が。

値段もこの店のメニューの中では高めでしたが、頼んでみることに。

メニューでは一番高いので、少し悩みました。

頼んで10分後、小さめの蓋つき土鍋が出てきます。

目の前に置かれ、蓋を開けてもらうと・・香辛料の強烈な香り、いや、刺激が鼻孔に突き刺さります。

フタコ一家はその瞬間、皆むせ出し、小学生のフタコ達に急いでマスクをつけさせます。小さい子だと泣いちゃうかもしれません。

(フタコ達はのちに、「マスクがあったから、息できた~」と言っていました。)

なお、30秒もすると、刺激に慣れ、料理を落ち着いてみられるように。

そこで目に入ったのは・・おどろおどろしい赤い液体、液体にまみれた肉と野菜。

肉はけっこう分厚いカルビ。そして、鏡のように反射する分厚い油膜。

いざ、勇気を出して肉を口に入れてみると・・思ったより辛くない

スープは程よい辛さの香り高いラー油にパクチーのさわやかさが混ざりあい、セロリのためか甘味がある。

そして、スープがもちもちとした牛肉に絡み合って、絶妙な味に。

2人で水煮牛肉1皿と、フタコ達が頼んだエビチャーハンを少しもらっておなか一杯に。

非常に満足度が高い料理でした。

こちらの店は、日本百名城の「佐倉城」の近くにあります。佐倉城観光の前後に、足を運んでみてはいかがでしょうか。ほかのメニューも全般的にボリュームも多くて満足の店でした。

未就学児だとスパイスの刺激で不機嫌になったり、泣いてしまうかもしれません。水煮牛肉を頼む場合、蓋を開ける瞬間未就学児を席から離すなど、気づかいするといいでしょう。

【店名】中国家庭料理・酒家 楓橋

【住所】〒285-0811 千葉県佐倉市表町2丁目3−10 TTビル 1F

※駐車場あり

【オフィシャルサイト】https://chinese-restaurant-2471.business.site/

おまけ:小学生のフタコたちは、大粒のエビが入ったエビチャーハンに興奮。定食のボリュームも多くコスパがいいこと、チャーハンや餃子があるので子供連れにもオススメな店です。

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