エビデンスがある近視対策とは?おさらい
以前ご紹介した 書籍「NHKスペシャル取材班. 子どもの目が危ない」 によると、近視対策効果がある(出版時の2021.5でエビデンスがある)のは下記リスト。わが家のフタコ姉は低濃度アトロピン(マイオピン)について試しています。
⇒結果、4か月目ですが視力低下なし。フタコ姉には効果があるようです(個人の感想です)。ちなみに、4カ月皆勤賞です。フタコ姉を誉めてあげたい。
本当に効果がある対策とは
・日中に屋外にいる時間を、1日2時間以上にする
・目とモノの距離を、30センチより話すようにする
・30センチ以内の作業をするときは20分に一度、20秒ほど遠くをみて休憩をする
・度が強すぎるレンズを使ったメガネ(コンタクトレズ)から、適切なものに変える
・眼科医と相談の上、低濃度アトロピン点眼薬やオルソケラトロジーなど、効果の確かめられている治療方法を検討する
大石 寛人; NHKスペシャル取材班. 子どもの目が危ない 「超近視時代」に視力をどう守るか (NHK出版新書)株式会社 NHK出版
低濃度アトロピン(マイオピン)とは、夜に1回点眼するだけ!10秒で終了!
近視低濃度アトロピン(マイオピン)について5行まとめてみました。フタコママは医者ではないので、詳細を語れません。詳細を知りたい方は、※1,※2を参照ください。
- 近視の進行を平均50~60%抑えることができるとされている目薬。※1
- 夜に1回のみ点眼して眠るだけ。10秒で完了。
- 入手のためには眼科にいくべし(保険外診療)。事前に取扱があるか問い合わせしよう。
- マイオピンは低濃度アトロピンの商品名(シンガポールの会社) 価格:3000円程度/月※2
- 眼科で低濃度アトロピンを作成しているところもある。安価。 価格:1000円程度/月(体験談)
※1:MyopinオフィシャルHP(日本語)、マイオピン購入時の説明書より
※2:大石 寛人; NHKスペシャル取材班. 子どもの目が危ない 「超近視時代」に視力をどう守るか (NHK出版新書)株式会社 NHK出版
マイオピンと眼科作成の低濃度アトロピン、年間24000円違うかも?
マイオピン(低濃度アトロピン)は保険適用外です。
そして、マイオピンと眼科作成の低濃度アトロピン、マイオピンが3倍程度高い価格になっています。
1名で年間24000円の差で、2名で48000円。
冷蔵庫保管ということは手間ですが、他に、特に性能に差がなさそうですので、我が家は安い方を選択しました。とりあえず、4カ月経ちましたが、フタコ姉には副反応もなく、視力も進行していないため治療は順調な状況です。
価格(目薬のみ) | 保存 | 濃度 | |
マイオピン | 高い 約3000円/月 ※年間約36000円 | 冷暗所 | 0.01,0.025%の2種類 ※0.025%は2021年販売開始のため 取扱がない病院もあるかも。 (オフィシャルHP) |
眼科作成の 低濃度アトロピン | 安い 約1000円 /月 ※年間12000円 | 冷蔵庫 | 0.01%と思われるが、聞かないとわからない。 病院によっては個別に濃度を調整してくれる ところもあるみたい。 |
まとめ 保険適用外治療は値段の差があるね
現在、低濃度アトロピンは保険適用外なので、治療費については各医療機関で差が大きい状況。
藁にもすがる思いですぐに飛びつく前に、冷静になって、複数の眼科に料金や治療内容を問い合わせて、納得してから治療を始めるのが良いかと思います。
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