【レビュー】モンベルの超軽量折りたたみ傘は高価。だけど、長く使えて実はお得?小学生に持たせてもOK!

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小学生に5000円の傘、少し高いかな~と思いませんか?

でも、傘が5年使えれば、1年あたり1000円。修理すればもっと長く使えるかもしれません。

本記事では、ちょっと高いモンベルの折りたたみ傘を小学生に持たせるメリットと、選び方についてお伝えします!

小学校の間に傘を何本買い替える?

日本洋傘振興協議会によると、傘の年間消費本数は推計で1億2~3千万本程度。超ざっくり計算で1年に1人あたり1回は傘を買い替えている状況。

小学生はさらに、小学生の場合、大人にもある傘の紛失の他に、傘を買い替える理由が、傘で戦ったりして傘を破損させることや、体の成長によって傘が小さくなったり、キャラに飽きてしまって、買い替えたりもので飽きたりすることもあるでしょう。

統計データはありませんが、1年に1回以上買い替えていると推測できます。

わが家でも、小学生に上がった最初の一年で傘のトラブルがたくさんありました。

2人でトラブルは7回、買い替え4回。1人あたりで買い替えは1年に2回ありました。

  • 傘の忘れもの・・3回(後日回収)
  • 傘の破損・錆で買い換え・3回
  • 傘の紛失・買い替え・・1回

楽天ランキングで上位の折り畳み傘を愛用してましたが、3カ月で錆で折れてしまいました。
可愛いので買い替えましたが、3回壊れてさすがに買うのをやめました・・・。

これらのトラブル、モンベルの傘にすると激減するかもしれません。

お子さんが小学3年生程度であれば、次の傘の買い替えの時に、長傘でなく、モンベルの折りたたみ傘を選んでみてはいかがでしょうか。

少し高いですが、軽い、錆びにくい、失くしにくい、修理できるとメリットいっぱい。

フタコ達の実例を交えながら説明します。

モンベルの傘の特徴を押さえよう

長傘との比較の前に、モンベルの傘の特徴を押さえておきましょう。

【特徴4点】

コンパクトで軽量

モンベルの折り畳み傘は最軽量の「トラベルアンブレラ」では86g、一番重い「サンブロックアンブレラ」でも200gと通常の傘よりも軽量、コンパクト。

錆に強く、強度があり、壊れても修理が可

親骨にカーボンを使用しており、錆びにくい。また、トレッキング(山歩き)で使うことを考えられているモデルは強度がある。

アウトドアのためのうれしい工夫がある

傘の先端(石突)にループがありひっかけられる、はっ水加工が標準。

リュックが濡れにくい、後ろが長いモデルもあります。

紐があって、ひっかけられるのは便利です。

子供のための機能・工夫はない(デメリット)

・透明窓:ありません。しかし、中学年になれば透明窓のある傘は恥ずかしがって持たないかもしれません。

・リフレクタ:リフレクターは「リフレック トレッキングアンブレラ」以外のモデルにはありません。「リフレック トレッキングアンブレラ」以外を選ぶ場合、気になるようであればリフレクターシールを張ることを考慮しましょう。

・折りたたみ方:折りたたみ方についても特に子供用に工夫はされていません。しかし、標準的な小学2年生女子でも問題なく開閉できています。

・傘袋:スリムなタイプです。正直入れにくいので、違う袋を使ったり、フタコママは傘をジップロップに入れて持ち運びをしています。

傘袋は使いにくい

長傘との比較 小学生がモンベルの折り畳み傘を持つメリットは?

はじめての傘。これは量販店で購入した長傘。

小さい子が傘を持っている姿はかわいいですね。

でも、目が届く幼児のうちはいいのですが、小学生になると傘でのトラブルがたくさん起こります。これがモンベルの超軽量な折り畳み傘になると、こう変わります。

長い傘(普通の傘)モンベル(折り畳み傘)
傘の忘れ物傘立てを使うので、忘れるときもある傘をカバンにしまえるので、どこに置いたか忘れることがなくなる
傘の紛失傘立てを使うので、紛失するかもしれない
盗難リスクがある
傘をカバンにしまえるので、紛失しない
傘の破損ものによりけり(錆びたら壊れる)アウトドアブランドで高強度
傘の錆ものによりけり(基本錆びる)親骨がカーボンでさびにくい
急な雨晴れの日は持ち歩かない⇒雨に濡れる軽くて常時持ち運べる⇒雨に濡れない
トラベルアンブレラ・・86g(バナナ半分の重さ)
トレッキングアンブレラ・・150g(バナナ1本分の重さ)

他にも、折り畳み傘は使わないときはしまうので、傘を振り回してほかのお子さんを傷つけることが少なくなる、混んでいる傘立てに行く必要がなくなる(ファストパスのようにスムーズに教室に行ける)などのメリットもあるようです。

雨が止んだら傘をカバンにしまえて、手にもたなくていい(手が空く)のがいい!

さて、モンベルの軽量傘はいろいろ出ていますが、どれを選ぶべきでしょうか?

モンベルの傘、どれを選ぶか?

女の子(標準の身長)へのオススメはトラベルアンブレラ

トラベルアンブレラの最大の特徴は86gということ。バナナの半分程度の重さです!

非常に軽いので、常時ランドセルやカバンに入れておいても気になりません。

直径は88cmと小学中学年が持つ傘のサイズ・・実は、大人の折り畳み傘としては標準サイズ。

標準的な身長の女の子であれば、大雨の日はレインコートの併用ですが、それ以外の日であれば、トラベルアンブレラで十分です。

トラベルアンブレラ:¥5,720(税込)

【素材】7デニール・バリスティック®エアライトナイロン[はっ水加工]
【本体重量】86g
【直径(使用時)】88cm
【骨長】50cm
【骨本数】6
【傘袋収納寸】26cm

モンベル公式HPより https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1128552

1点懸念があるとすれば、トラベルアンブレラは最軽量のためパーツが薄く、細くなっている点。

力を入れすぎたり、剣にして戦ったりすると壊れてしまうかもしれません。

力が有り余っている人は、トラベルアンブレラでなく、次のトレッキングアンブレラを選ぶと良いでしょう。トラベルアンブレラとモンベルで最安のトレッキングアンブレラ(次項で説明)と比較すると、つくりの違いが分かります。

まず、太さが違う。トラベルアンブレラは半分くらいに細い。

カバンに入れると軽いし、細いので、入れたことを忘れてしまうレベル。

赤がトラベルアンブレラ

トラベルアンブレラは一回り細く、持ち手も小さい

持ち手の大きさも、親骨の太さも違う

中のボタンも、トラベルアンブレラは薄い(フタコママは力入れすぎ、破損させた⇒修理を参照

※モンベルは、Amazonや楽天よりも公式サイトのほうが安い傾向にあります。公式以外のサイトでは、プレミア価格のショップもあるので注意です。お得に買いたい方は、公式サイト、Amazonや楽天、ヤフーを比較してみると良いでしょう。

女の子(高身長)、男の子へのオススメはトレッキングアンブレラ

ママのトレッキングアンブレラを使うフタコ 120cmの身長だと少し大きめですが、風が強くなければ使えます。

トレッキングアンブレラは本体重量が150gとバナナ1本程度。

先に紹介したトラベルアンブレラの二倍弱と重めですが、標準的な折りたたみ傘や長傘よりも十分軽いレベルです。傘の直径は98cmと大人の一般的な傘と同じくらい。

価格は、一般的な傘よりも高めですが、モンベルの傘では一番安価¥4,950(税込・公式サイト

1本買えば・・ひどく壊れたり、無くしたりしなければ、大人になっても修理をしながら使うことができるので、長期的に見てお得でしょう。

トレッキングアンブレラ:¥4,950(税込)

【素材】20デニール・ポリエステル・リップストップ[はっ水加工]
【本体重量】150g
【直径(使用時)】98cm
【骨長】55cm
【骨本数】8
【傘袋収納寸】27cm

モンベル公式HPより

※モンベルは、Amazonや楽天よりも公式サイトのほうが安い傾向にあります。公式以外のサイトでは、プレミア価格のショップもあるので注意です。お得に買いたい方は、公式サイト、Amazonや楽天、ヤフーを比較してみると良いでしょう。

中学生以降にリュックを利用するなら、ロングテイル トレッキングアンブレラ

中学・高校とリュックで通学であれば、傘の後方が伸びたタイプがオススメです。

ロングテイル トレッキングアンブレラ:¥6,050(税込)

【素材】10デニール・バリスティック®エアライトナイロン[はっ水加工]
【本体重量】140g
【直径(使用時)】92cm
【骨長】前50cm、後58cm
【骨本数】8
【傘袋収納寸】29cm

モンベル公式HPより

※モンベルは、Amazonや楽天よりも公式サイトのほうが安い傾向にあります。公式以外のサイトでは、プレミア価格のショップもあるので注意です。お得に買いたい方は、公式サイト、Amazonや楽天、ヤフーを比較してみると良いでしょう。

暗い道での通学であれば、おしゃれなリフレクトモデルはいかが?

光を反射するリフレックインクをプリントした、夜でも高い視認性を実現したモデルもあります。

素材が少し厚くなりますが、それでも、通常の折りたたみ傘や長傘よりも軽量です。

リフレック トレッキングアンブレラ:¥5,720(税込)

【素材】40デニール・ナイロン・タフタ[はっ水加工]
【本体重量】172g
【直径(使用時)】92cm
【骨長】前50cm、後58cm
【骨本数】8
【傘袋収納寸】27cm

モンベル公式HPより

レアなモデルなのか、Amazonや楽天には出店はあまりされていません。公式サイトご覧ください。

メンテナンスについて モンベル傘の修理は簡単!

モンベルの傘は、モンベルの修理サービスで有料修理をして長く使うことができます。

先日、フタコママが力を誤りプラスチックを破損させました。傘の修理受付は、持ち込み、送付の2パタンありますが、今回は持ち込みでの修理の流れについて、実例を通じて説明します。

モンベル公式:修理サービス

使い捨て社会の中で、物を直して使うという経験がないお子さんもいるのではないでしょうか。傘を修理して使わせることで、子供たちに環境を大切に気持ちが芽生えるかもしれませんよ?

ちなみに、フタコ達にケンカして傘壊したら、自分たちで修理費用出してね!と言ったためか、ていねいに傘を扱ってくれるようになりました。

修理までの流れ

ある日、トラベルアンブレラを開こうとしてプラスチックのボタンを押すと、中のプラスチックが割れてしまいました。非常に使いにくいので、修理に出すことに。合わせて、1か所糸ほつれがあるため、直してもらうことにしました。

図の中央部。傘を開こうと力を入れて押したら、パキッと折れました・・

モンベルショップに持っていく(送付でも受け付けあり)

モンベルショップでは、故障箇所を聞かれます。

そのあとに、店員が傘を見て状況を確認し、状況を修理受付票に書きとります。

今回は、小さな穴を指摘されましたが、雨漏りなどないので傘の張替えはしないことに。

修理希望箇所の確認が終わったら、依頼者の情報を修理受付票に記載します。

修理受付票 は修理後の引き取り時にもっていくため、無くしてはいけません。

今回は、修理には3~4週間ほどかかるとのこと。修理完了すると電話で連絡いただけます。

修理受付票

修理完了(3~4週間後)

3~4週間後に、モンベルショップから修理完了の電話があります。

店では、傘を開いて修理状況確認。

フタコの場合、糸ほつれ補修1か所で165円。プラスチック破損改修は無料の扱いに。

店に入ってから、確認、会計で5分程とスムーズな対応でした。

プラスチックの破損がどうして無料になったか、聞き忘れてしまいました。。

まとめ 

モンベルの傘は少し高いけど、メリットたくさん。修理できるので環境保護への勉強にもなるし、小学生にもオススメです。

次の傘どうしようか悩んだときは、選び方の参考としてください。

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